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カスタマイズ事例

自動ソーターの機能を「SANTA」で代用する

キュートなワンピースやスカートを全国のショッピングセンターや楽天、ゾゾタウンなどのECショップで扱っているお客様がいらっしゃいました。
自社店舗向けの初回振り分けにおいて、数量間違いが頻発しており店舗側でのダブルチェックに無駄な時間が掛かっているという課題をお持ちでした。
そこで、数量間違いを起こさず、効率の良い出荷対応を実施するために自動ソーターの導入を検討していましたが、近年のコロナウイルスの影響もあり、店舗の統廃合や取り扱う商材に変化が出ており、自動ソーターの投資が妥当かどうかについてお悩みでした。
また、自動ソーターを導入することにより、倉庫内のキャパシティが圧迫されるため、新しい物流拠点も踏まえて効率的な保管方法も一緒に考えてもらえないかと依頼を受けました。

三協でのエンジニアチームがソーター投資の妥当性を確認したところ、取り扱っている商材が夏と冬で荷姿や商品サイズが大きく異なっていることに加え、1商品あたりの数が大量である商材など、ソーターでの仕分けが不向きである商品が少なくないことが判明しました。
また、一年を通しての使用割合が初回振り分けを除くと非常に低く、ソーターを置くスペース分の保管コストが相当程度無駄になるのではないかと予想されました。
そこで「SANTA」の中で自動ソーターの機能を疑似的に生成することで出荷対応を行うことを提案いたしました。
具体的には、タブレット上で該当する店舗と必要な数量を表示させるプログラムを構築することにより、間違えないように店舗向けの初回出荷を実行できるようになりました。
仮に数量に間違いがあった際はタブレッド上でエラーが視覚的かつ警告音が流れることにより、ヒューマンエラーを物理的に起こせない仕組みを構築いたしました。
また、当該システムは店舗からの返品をカデゴリごと、品番ごと、SKUごとに、用途によって柔軟に使い分けることが可能であるため、プロパー商材、セール用商材、カセット用商材など、商品ごとに最も無駄のない棚入れが可能です。
最後に、自動ソーターの導入を見送ったことにより、保管場所を有効に使えることから結果的に費用対効果の高い在庫管理に繋がったとの声を頂戴しております。

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